[10月14日 パリ4日目 リヨンへ]
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ホテルからパリのリオン駅までタクシー向かう。想い出深いMAXI’Mの前と通りコンコルド広場を通り抜けオルセー美術館を過ぎセーヌ側沿いをタクシーで走りリオン駅に到着。初めての海外での電車は超緊張!時刻表の見方がよくわからない(汗)青い制服を着た駅員さんに「女の子の方が親切に教えてくれるだろう」と私が片言にもなってない英語で聞く(笑)売店でエビアンを買い、電車に乗り込む。TGVという電車は内装も成田エキスプレスみたいな感じ!乗客もサラリーマンが多くてちょっと格好いい!でも、困ったのが車内は香水と煙草のにおい(涙)本当にパリは香水の香りだらけっ。そんなに香りを強調せんでもえぇやんかっっ!と言いたいくらい。車内で私は両親や友達に手紙を書く。自他誰もが認める筆まめ女(笑)せっせと手紙を書きつつ景色を楽しむ。ん〜、大好きな景色!どこまでも続く緑色の世界。わくわく期待に胸がおどる。
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やら君の言葉
ParisからLyonへ
大きく壮大で雄大で美しくすばらしい街、パリを後にし、二人は美食の街、そして玉ねぎとじゃがいもの星Liyonへ向かっています。TGVという世界最速の電車は1stクラスだけに素晴らしくきれいで乗り心地もなかなかのもの。Dejeunerのサービスもありました。景色は一転し田舎の町並みに牛などの放牧も見られ田畑とオレンジ色の屋根の家が少し。あと10分ほどで着きますが俺達のMariageVoyageが最高の想い出になりますよう、頑張ります。言葉は出来ないけど二人で気合をいれて楽しみます。
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やら君の言葉
さて、Lyonにおどり立った俺達がまず感じたのはパリと違って落ち着く。人があったかい!美しくある!でした。オレンジ屋根の町並みはなんともかわいらしく、ソーヌ川、ローヌ川の雄大なこと。そしてその奥にそびえ立つのは山脈、ローヌアルプ、山々、川の中にLyonがある。そしてHotel de メリディアンパールデューはここで一番のホテルですね。パーフェクトすぎる!
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Part-dieu駅に到着!
宿泊したホテルは駅まで動く歩道でつながってるのでものの5分で駅に着く。主人は切符を買い私はその横で笑顔をふりまくだけ...。自分の役たたずさが身にしみる時だったりもして。
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いかにもローカル線!と言わんばかりの電車に乗る。だってだってお部屋みたいな空間に相乗りで6人くらいでむきあって乗るんだもの。ドアに一番近い部屋の席に座ると中にはおばちゃんが一人と若い女性が二人。おばちゃんが私達を不思議そうに見ているのが気になりつつも窓から見える景色に私達二人は心を奪われ降りる駅の景色はどんなのだろう?と胸を躍らせること20分電車はヴィエンヌという小さな駅に停車し私達は電車を降りた。 |
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駅はとても小さくこじんまりとした駅。主人曰く「伝説のレストランlapiramide」に向かう。この時、私にとってまだまだフランス料理への感心は非常にうすく「伝説」という言葉を聞いても日本でいう「吉兆」や「つきじ田村」を連想してみたもののピンとくるものはなくただ町並みに心を躍らせパリやリヨンといった今までみた大きめの駅とは違うぬくもりや落ち着きが嬉しくほっとしていただけ。主人は帰りの切符を買い、やっぱり何の役にもたたない私はその姿をカメラにおさめるだけ(苦笑)
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今は亡きフェルナンポワンが愛した街、ビエンヌは壮大な山々に囲まれた街。冬は雪が降るので屋根はすべてコンクリート。とても静かな町並みで美しい。すべてのフランス料理はここを発祥している。そこに降り立った主人はもう興奮、興奮!落ち着きがなくレストランに向かう間中ズーっと煙草を手にしていた。驚いたのが道の表札にlaPyramideというものがあったこと。それくらいこの街では大切にされているレストラン。道行く人、誰もが知っているレストラン。すでにレストランの場所がわかっているのに主人は「どこですか?」と聞きまくるの(笑)そして相手から場所を言われて改めて自分の向う地を想像して感動しているみたい。1kmくらい歩いたでしょうか?路地を右手に曲がるとドカ〜ンと石で作られたピラミッドがあるの。その先、左手にピラミッドのホテルとレストランがあったの! |
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ピラミッドの前でもレストランの前でも写真を撮りまくった。いつになく主人がこれもあれもとカメラに収めようとするのをみると、ここもやはり主人にとって大切なレストランなのかもしれない、とファインダーごしに興奮する主人の顔をみて思っていた |
いい加減に入ろう!とレストランに入るため門をくぐると緑にあふれた玄関周り。マキシムはマドレーヌ寺院とコンコルド広場を結ぶ大きな通り沿い、アランジュカスはホテル内でありこれまた大きな通りに面していたのに対してこのレストランは小さな路地、周りには普通の民家と思われる中にたたずむレストラン。それだけでもホっとするのに緑とフランスらしいルビーっぽい色のバラの花。そして私達がレストランのドアに近づくタイミングでボーイさんがドアを開けてくださりコートを預ける。入り口に入ると中央に小さなミニカーがおいてあって右側がレストランになっていて左側にはサロン、その奥はガーデンになっていて私達は最初にそのサロンに通され食前酒とつきだし、ジュレィというゼリーのようなフォンドボライユの硬骨系のもの一式を頂きました。 |
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[レストラン ラ ピラミッドについて]
ローヌ河沿いの街、ヴィエンヌにあるフェルナン・ポワン伝説の店。ポワンの死後、マダムポワンが長らく3つ星の栄光を守り続けた。86年の夫人の逝去とともに星を落としはしたが、現在のシェフのアンリルーが2つ星を維持して料理の聖地へ復権をめざしている。
[フェルナン・ポワン]
1930〜50年代のフランス料理に君臨した偉大なシェフ。同時代に活躍した3大料理人と称されたうちの一人。フランス地方料理の黄金時代を築いた。彼が育てた料理人はトロワグロ兄弟、ボキューズ、シャペルをはじめ枚挙にいとまがない。現代料理の巨大な源泉だったといっても過言ではない。
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やら君の言葉
Restaurent La Pyramideはかの有名な現代フランス料理の師、フェルナン・ポワンが作った。それを受け継ぎ3つの星を守ったマダムポワンの居た最高の街、最高の景色、最高の人達、フェルナンが愛し、ポワンを愛した都、vienneはリヨンよりも古い歴史を持っておりなんともはや・・・・・・・・・・!ビデオ写真を撮りまくりいざLaPyramideへ。ボンソワールムッシュとむかえてくれた。
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かなこの言葉
レストランに移ると、毎度のごとく端っこの席。テーブルの上にはアレンジメントされた生花があり素敵!私達は立場が無い一見客なのでいっつも端っこなのだ。私が前菜に食べたのは河魚を内臓をつかったチエットとグリーンサラダが添えてあるもの。主人は帆立貝をフライパンで炒めてきのこのクリームソース、真ん中にはニンジンを甘く煮たガレット、アンディーブのサラダ、上には春雨を揚げたような飾りがしてありました。私は胃がいっぱいいっぱいで主人がサラダを食べさせてくれたはずが、、、サラダはちょっとだったのだ(笑)河ザリガニのスープ仕立てのもの。昨日とはちょっと違ってて味の系統は一緒かな?きのこのソテーが別で出てきて美味しかった!この河ザリガニのスープは主人から教えてもらうと1940年代から50年代にかけて君臨したエスコフィエの料理をうけついだフェルナンポワンが開発した料理の一つでフェルナンポワン風という河ザリガニをシャンパンで煮込んでグラタンのような感じで上をサラマンでこがしてっていう1940年、50年の料理そのままを食べたのだ!主人はキャルダニを食べたけどやっぱり美味しかった!デザートのときにプティフルール(小菓子)が出て来てその器へのこだわりが素敵!デザートはメニューの一番上にあったしレーズンってなっていたのでレーズン好きな私がチョイスしたのだけれど・・・・ブブゥ〜!今一つでした(涙)トイレの芳香剤のような味がしたのだ。マスカットが上にのかっててお酒の染み込んだスポンジがすごくしつこくて、となりにあったマロンのアイスクリームはめちゃうま!!主人は普通にムースショコラのアイスクリーム添え、これは素晴らしかった!お皿の上に絵って感じだったもん。主人の感想として「チョコレート自体のものが違うね、味が非常に濃いし生クリームも濃いし卵も地鶏の良いものを使ってるんでしょう。全体に濃く深い味でした」とのことです。
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食事が終わると、夫が煙草を吸うこともあり先ほどのサービスルームよりも少し奥に案内され食後のコーヒー。フランスに来て始めて私は紅茶を頂けた。久しぶりのダージリンティーは、紅茶好きの私には嬉しかったのだ。小さなショーケースにアクセサリーや器がおいてあったのでみてみるとLaPyramideの絵がはいっているシュガー入れというのかな?小さな器があったので記念に購入。さて電車の時刻もあるしお会計でしょう、と頃合いを見計らって席をたつ。トイレの感想は入って右側に洗面台で左側にボックスが二つ。生花がトイレに飾ってあったのが良いなって思いました。タクシーが来るのを待っているとお会計の女性が写真を撮りましょうか?とミニカー近くで記念撮影をさせて頂きました。帰りはリヨンのペラーシェ駅に到着しタクシー。美味しいものを食べ素敵な空間で食事した後のリヨンの夜の町並みはよりいっそう私達を興奮させフランスという魅力にますます虜になった一夜でした |
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